死者7273人 観測史上最大の内陸地震・濃尾地震から130年
濃尾地震は、1891年(明治24年)10月28日午前6時38分50秒に発生したマグニチュード8.0の巨大地震です。内陸直下で起きた地震としては、観測史上最大の地震です。1995年阪神・淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震はM7.3ですから、放出エネルギーは10倍以上、今月7日に発生した千葉県北西部の地震はM5.9ですから、放出エネルギーは千倍以上です。温見断層、根尾谷断層、梅原断層などが連動して活動し、根尾谷の水鳥では上下に6mの段差が、田んぼのあぜ道には約8mの水平ずれが生じました。揺れは東北地方や九州でも感じたようです。美濃と尾張を襲った地震なので「身の終わり」地震とも呼ばれています。
「身の終わり」地震
「身の終わり」と言えば
日本が日本がと、まだ小さい島国日本に捉われているぞ。
世界の日本と口で申しているが、生きかえるもの八分ぞ。
八分の中の八分は また生きかえるぞ。
生きかえっても日本に捉われるぞ。
おわりの仕組みはみのおわり。
骨なし日本を、まだ日本と思って目さめん。
九十九十と申してカラスになっているぞ。
古いことばかり守っているぞ。
古いことが新しいことと思っているなれど、
新しいことが古いのであるぞ。
取り違い致すなよ。
そして、
「いま、大本にあらはれし、変性女子はニセモノじゃ、誠の女子があらはれて、やがて尻尾が見えるだろ。女子の身魂を立て直し、根本改造しなくては、誠の道は何時までもひらくによしなし。さればとて此れにまさりし侯補者を、物色しても見当たらぬ。時節を待ちていたならぱ、何れあらはれ来るだろう。美濃か尾張の国の中、まことの女子が知れたなら、もう大本も駄目だろう。前途を見越して尻からげ、一足お先に参りましょ。皆さんあとからゆっくりと、目がさめたなら出てきなよ。盲千人のその中の、一人の目明きが気をつける。ああかむながら、かむながら、かなはんからたまらない、一人お先へ左様なら」……(『出口王仁三郎の霊界からの警告』武田崇元著、光文社刊より)