数日前からwatsappが「アップデートしてください」と表示され、起動しなくなっていることに気づく。
アップデートを試みるも、携帯が古いせいか、アップデートできず、諦めた。
今日、メッセージを受信していることに気づく。いつの間にか、watsappがアップデートされ、使えるようになっていた。送信者は、ダブリンの語学学校のクラスメートからだった。
最終日に連絡先交換できなかった人だ。なぜなら彼は携帯をスペインの空港で盗まれ、携帯を持っていなかったから。私は自分の連絡先をノートに書いて渡した。
あれから、一年近く。もう、私のことも忘れているだろう。また話せたらいいなと思うが、メモった紙もきっと行方不明になっているに違いない。私はそう思っていた。
ところが、昨日たまたま私の連絡先を発見した、と言うのである。
実に不思議なタイミングである。
私は経験上、物事を進める上での「トリガー」が、間違いなく存在すると思っている。
それは自分から何か行動したことにより、滞っていた物事が、偶然に解決したりする。そういうことは、よくある。
一体、何がトリガーになったのだろうか。