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宝貝としての太極図
中国の演義(歴史伝奇小説)『封神演义』では大仙人・太上老君秘蔵の宝貝として登場する。
太極図が描かれた巻物(掛け軸)で、仙力を込めて開放すると「森羅万象すべてを自在にする」ことが出来る。
もっと簡素に言えば、展開した空間を支配して自由に弄り回すという凶悪なバランスブレイカー。
劇中では太上老君から赤精子に貸し与えられ、二度ほど(一度目は姜子牙の救出、二度目は殷洪を罰して灰にしたとき)しか使われていない。
用途も一度目は結界破り、二度目は逆に結界による迷宮の形勢と、地味な扱いしかされていないが、元の持ち主である太上老君や彼に匹敵する仙道が攻撃的用途で使用した際には、えげつないことなることは自明の理であろう。
貝宝としての太極図は宇宙の縮図としての機能を持った巻物であるらしい。
平和主義者の太上老君らしい武器であると言えるが、それを攻撃目的で使用するとえげつないことになるとのこと。